「集めた情報が整理しきれず、埋もれてしまう…」
「メモを取っても、それを新しいアイデアに昇華できない…」
そんな悩みを解決するのが、ローカル型マークダウンエディタ「Obsidian」と、最強のAIエディタ「Cursor」を組み合わせた、新時代の知的生産システムです。
この記事では、単なるメモ帳ではなく、あなたの思考を拡張する「第二の脳」を構築するための具体的な手法と、AIを活用した自動化フローについて解説します。
ObsidianとCursor:最強の組み合わせ
| ツール | 役割・特徴 |
|---|---|
| Obsidian | 「知識の保管庫」 ローカル保存で高速動作。双方向リンクで知識をネットワーク化し、グラフビューで可視化できる。 |
| Cursor | 「知識の加工場」 VS CodeベースのAIエディタ。フォルダ内の全ファイルを認識し、AIが横断的に情報を整理・要約・生成する。 |
Obsidianで蓄積した膨大なテキストデータを、CursorのAI(Composer機能など)を使って分析・統合することで、「過去のメモから新しい洞察を生み出す」プロセスを爆速化できます。
「第二の脳」を育てる3層ディレクトリ構造
情報の鮮度と質を保つために、私は「Inbox → Stock → Evergreen」という3段階のフォルダ構成を推奨しています。
1. Inbox(一時保管)
「まだ加工していない生情報」を放り込む場所です。
- Webクリップ、思いつき、SNSの保存など。
- Obsidian Web Clipperなどを活用して、とにかく収集することに集中します。
2. Stock(情報倉庫)
Inboxの情報を整理し、「他者の知識」として分類・保存する場所です。
- 書籍、記事、動画、技術資料など、ソース別にフォルダ分けします。
- ルール: 24時間以内にInboxから移動、タグ付け、100文字要約をつける。
20_Stock/
├─ 21_Books/ # 書籍
├─ 22_Articles/ # Web記事
├─ 23_Videos/ # 動画・講演
└─ 29_Other/ # その他
3. Evergreen(永久保存・本質情報)
Stockを咀嚼し、「自分の言葉で再構築した知識」を置く場所です。
- Zettelkastenでいう「Permanent Notes」に相当します。
- ここにあるノートは、将来の執筆や企画の「部品」として再利用可能な状態にします。
Zettelkasten (ツェッテルカステン)とは
思いつきをまず紙片(またはデジタルメモ)に細切れ(アトミック)で書き、リンクとIDで相互につなぎながら、後日じっくり育てることで知識のネットワークを作る方法です。
・Fleeting Notes(ひらめきメモ):その場で思いつきを短くメモ。後で消しても OK
・Literature Notes(読書メモ):読んだ本や記事の要点+自分の気づきを引用付きで記録
・Permanent Notes(本体メモ):ひらめき/読書メモを咀嚼し、一テーマ=一枚で自分の言葉に書き換えて保存。1〜3 行の要旨、他ノートへのリンクを付ける
・Structure / Index Notes(索引メモ):関連ノートをリスト化し、章立て・マップを作る“目次”カード。大きなテーマが見渡せる
Cursorを活用した自動化ワークフロー
ここからが本題です。CursorのAIエージェント機能を使い、「Inbox → Stock → Evergreen」の情報の流れを半自動化します。
AIによる整理・移動(Inbox → Stock)
Cursorの「Composer」機能(Ctrl+I)を使い、以下のような指示を出します。
プロンプト例:
「Inboxフォルダにある未整理のマークダウンファイルを読み込み、内容に基づいてStockフォルダの適切なサブディレクトリに移動してください。その際、ファイル先頭にタグと要約(100文字)を追記してください。」
AIが内容を理解し、適切な分類とメタデータの付与を一瞬で行ってくれます。
AIによる本質情報の抽出(Stock → Evergreen)
複数のStockノートを選択し、AIに新たな洞察を求めます。
プロンプト例:
「最近追加された『生成AI』に関するStockノートを5つ参照し、それらの共通点と今後のトレンドについての考察をまとめ、Evergreenフォルダに新規ノートとして作成してください。」
これにより、断片的な情報が「意味のある知識」へと統合されます。
Cursorの設定と運用ルール
AIエージェントを効率的に動かすために、Cursorの.cursorrulesファイルに以下のルールを設定しておくと便利です。
# 基本ルール
マークダウンファイルは常に日本語で作成すること
日付は node getDate.js を実行して正確に取得すること
出力形式
結論を先に述べ、その後に理由を箇条書きにする
専門用語には注釈を入れる
また、現在の日付をAIに正しく認識させるため、簡単なNode.jsスクリプト(getDate.js)を用意し、実行させるのもテクニックの一つです。
まとめ:AIと共に思考する習慣を
Obsidianで情報を集め、Cursorで思考を加速させる。
このサイクルを回すことで、あなたの「第二の脳」は日々成長し、創造的なアウトプットを生み出し続ける強力なパートナーとなります。
まずは無料のObsidianとCursorをインストールし、今日のメモから始めてみませんか?
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