ブログのアイキャッチ画像やプレゼンテーション資料の挿絵を作る際、「リアルすぎるAI画像だと違和感がある」「シンプルで使いやすいイラストが欲しい」と悩んだことはありませんか?
Difyの「Flat Style Illustration Generation(フラットスタイルのイラスト生成)」テンプレートは、入力したテーマに基づいて、ビジネスやWebサイトで使いやすい「フラットデザイン(平面的でシンプルな画風)」のイラストを自動生成するAIエージェントです。
この記事では、DALL-E 3の表現力をコントロールし、統一感のある高品質なイラストを量産するための設定と仕組みを解説します。
Flat Style Illustration Generationとは:専属のイラストレーター
このエージェントは、ユーザーが描きたい内容(例:「会議をするビジネスマン」)を入力するだけで、自動的に「フラットイラストレーション」というスタイル指定を付与して画像を生成します。
ユーザーがいちいち「シンプルに」「フラットな画風で」と指示しなくても、エージェントが裏側でプロンプトを調整してくれるため、誰が使ってもトーン&マナーの揃った画像を作成できるのが最大の特徴です。
Difyで構築する機能概要
本テンプレートでは、以下のシンプルなプロセスで画像を生成します。
- テーマ入力:ユーザーが生成したい画像の内容を入力します。
- プロンプト最適化:エージェントが入力内容を受け取り、画像生成AIへの指示(プロンプト)に「flat illustration」というキーワードを強制的に追加します。
- 画像生成(DALL-E 3):最適化されたプロンプトを元に、DALL-E 3が画像を生成して表示します。

【重要】最適化モデルの設定詳細(プロンプト構成)
このテンプレートは「エージェント(Agent)」タイプであり、AIに特定の画風を守らせるための制約が設定されています。
以下は、実際に設定されているプロンプトの構成要素です。
| 設定項目 | 内容・設定詳細 | |
|---|---|---|
| アプリタイプ | エージェント (Agent) AIがツール(DALL-E 3)を呼び出してタスクを実行します。 | |
| 前提プロンプト (System Prompt) | 役割と制約の定義 1. 職務内容:フラットスタイルのイラスト生成のマスター。 2. タスク:関連情報を入力として受け取り、フラットイラストスタイルの画像を生成する。 3. 制約事項:DALL-E 3へのプロンプトには必ず「flat illustration」というキーワードを使用すること。 ※この制約により、画風のブレを防ぎます。 | |
| 使用ツール (Tools) | dalle3 (DALL-E 3) OpenAIの画像生成モデル。Difyのツール設定でAPIキーの登録が必要です。 | |
| モデル設定 (Model) | 推奨モデル:GPT-4o ユーザーの意図を汲み取り、適切な画像生成プロンプト(英語)を作成するために、推論能力の高いモデルを使用します。 | |
DifyでFlat Style Illustration Generationを構築・有効化する手順
以下の手順で、あなた専用の画像生成ツールを導入できます。
- テンプレート選択:Difyの「探索」から「Flat Style Illustration Generation」テンプレートを選択し、ワークスペースに追加します。
- APIキーの設定:Difyの「ツール」→「DALL-E」の設定画面で、OpenAI(またはAzure OpenAI)のAPIキーを入力します。
- モデル確認:エージェントのモデルとしてGPT-4oなどが選択されているか確認します。
- 動作確認:プレビューで「オフィスの風景」や「未来の都市」などのキーワードを入力し、フラットなイラストが生成されるかテストします。
実行イメージ
実際に生成される画像のイメージです。影やグラデーションが少ない、シンプルで視認性の高いイラストが出力されます。

このテンプレートを活用するメリット
「画像のスタイル指示」という面倒な作業を自動化できます。
- デザインの統一感:常に「フラットスタイル」で生成されるため、ブログや資料全体のトーン&マナーが揃います。
- プロンプト作成の手間削減:「背景は白で」「シンプルな線で」といった呪文(プロンプト)を覚える必要がなく、日本語のキーワードだけで生成できます。
- ビジネス利用に最適:フラットデザインは癖が少なく、情報の邪魔をしないため、アイキャッチや挿絵として非常に使い勝手が良いスタイルです。
まとめ
Flat Style Illustration Generationは、クリエイティブな作業を効率化するシンプルかつ強力なテンプレートです。
オウンドメディアの運営者や、資料作成の多いビジネスパーソンにとって、素材探しの時間をゼロにする頼もしいツールとなります。
ミラーマスター合同会社では、このような画像生成エージェントのカスタマイズ(例:「水彩画風」や「ドット絵風」への変更)や、生成画像をGoogleドライブへ自動保存するワークフローの構築も承っております。クリエイティブ業務の自動化をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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