起業や新規サービスの立ち上げ時、「ロゴ」の作成で悩んでいませんか?
画像生成AIで作ったロゴは、拡大すると画質が荒くなる(ラスター画像)ため、Webサイトや名刺、看板などで使いにくいという課題がありました。
Difyの「SVG Logo Design」テンプレートは、DALL-E 3で生成したデザインを、その場で「SVG(ベクター画像)」に変換して出力してくれる画期的なエージェントです。
これにより、拡大縮小しても劣化しない、プロのデザイナーが作成したようなデータが手に入ります。
この記事では、ヒアリングから生成、SVG変換までを一気通貫で行うこのデザインエージェントの仕組みを解説します。
SVG Logo Designとは:劣化しないロゴを作るAIパートナー
このエージェントは、ユーザーの要望(シンプルさ、色、雰囲気)をヒアリングし、最適なデザインを生成した後、それを「パスデータ(SVG)」に変換して提供します。
通常、JPGやPNGをSVGにするにはIllustratorなどの専用ソフトが必要ですが、このテンプレートを使えば、チャットで会話するだけで完了します。
「鮮やかさ」「複雑さ(1〜10)」「カラーパレット」などを対話形式で指定できるため、デザイン知識がなくても直感的に操作可能です。
Difyで構築する機能概要
本テンプレートでは、以下の高度な連携を行っています。
- ヒアリング:エージェントがユーザーにデザインの好み(スタイル、複雑さ、色)を質問します。
- プロンプト生成:回答に基づき、DALL-E 3に指示するための詳細な英語プロンプトを作成します。
- 画像生成(DALL-E 3):ロゴの原案となる画像を生成します。
- ベクター変換(Vectorizer.AI):生成された画像をAPI経由でSVG形式に変換し、ダウンロードリンクを提供します。

【重要】最適化モデルの設定詳細(プロンプト構成)
このテンプレートは「エージェント(Agent)」タイプであり、AIに「デザイナーとしての振る舞い」を詳しく指示しています。
以下は、実際に設定されているプロンプトの構成要素です。
| 設定項目 | 内容・設定詳細 |
|---|---|
| アプリタイプ | エージェント (Agent) AIがツール(DALL-E 3, Vectorizer)を自律的に呼び出してタスクを実行します。 |
| 前提プロンプト (System Prompt) | デザインプロセスの定義 1. ヒアリング手順:ユーザーに以下の3点を順番に尋ねるよう指示。 ・雰囲気(鮮やか or ニュートラル) ・複雑さ(1〜10のスケール) ・カラーパレット 2. プロンプト変換:ユーザーの指定(例:「複雑さ3」)を、DALL-E 3が理解できる自然言語(例:「かなりシンプルでミニマル」)に翻訳するよう指示。 3. 出力フォーマット:<主題>, <説明>, <背景>, <スタイル>…といった詳細な形式で画像生成AIへ指示を出す。 |
| 使用ツール (Tools) | ・dalle3 (DALL-E 3):画像生成 ・vectorizer (Vectorizer.AI):画像のSVG変換 ※これらを使用するにはAPIキーの設定が必要です。 |
DifyでSVG Logo Designを構築・有効化する手順
以下の手順で、あなた専用のデザインエージェントを導入できます。
- テンプレート選択:Difyの「探索」から「SVG Logo Design」テンプレートを選択し、ワークスペースに追加します。
- APIキーの設定: ・DALL-E 3:OpenAIまたはAzure OpenAIのAPIキー。 ・Vectorizer.AI:Vectorizer.AIのAPIキー(画像のベクター化に必須)。 これらをDifyの「ツール」設定画面で登録します。
- モデル確認:エージェントの推論モデルとしてGPT-4oなどが選択されているか確認します。
- 動作確認:プレビューで「カフェのロゴを作って」と依頼し、ヒアリング→生成→SVG変換の流れが機能するかテストします。

このテンプレートを活用するメリット
「画像生成AIは実務で使えない」という常識を覆します。
- 印刷・Web対応:SVG形式で出力されるため、看板のような巨大サイズでも、スマホアイコンのような極小サイズでも、画質が劣化しません。
- 編集可能:ベクターデータなので、生成後にIllustratorなどで色や形を微調整することが容易です。
- 的確なデザイン:「複雑さレベル」などを数値で指定できるため、AI特有の「描き込みすぎ」を防ぎ、ロゴらしいシンプルなデザインが作れます。
まとめ
SVG Logo Designエージェントは、クリエイティブな作業におけるAI活用のレベルを一段引き上げるテンプレートです。
デザイナーではない方でも、ビジネスで即戦力となるロゴ素材を数分で手に入れることができます。
ミラーマスター合同会社では、このような外部API(Vectorizer.AIなど)を連携させた高度なDifyエージェントの構築支援や、生成されたロゴを自動でGoogleドライブに保存するようなワークフロー開発も承っております。クリエイティブ業務の効率化をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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