Difyを使ってAIチャットボットや業務ツールを開発するためには、まずAIの「頭脳」となるモデルプロバイダー(Model Provider)を登録する必要があります。
この記事では、OpenAI(ChatGPT)やGeminiなどの主要なLLMの連携方法に加え、Web検索や画像生成などの機能を拡張する「ツール」のAPI登録方法までを網羅的に解説します。
モデルプロバイダーの種類と接続の基本
Difyで利用できるモデルは、大きく分けて2つのタイプがあります。
- 商用モデル(Model-as-a-Service) OpenAI(GPT-4o)やAnthropic(Claude 3.5)、Google(Gemini)など、各社が提供するAPIを利用するタイプです。基本的にはAPIキーを入力するだけで、そのプロバイダーが提供する全モデルが使えるようになります。
- ホスト型・オープンソースモデル Hugging FaceやReplicate、またはローカル環境(Ollamaなど)で動作するモデルです。これらを利用するには、個別の接続設定が必要になります。
起業家が業務システムを構築する場合、まずは設定が簡単で高性能な「商用モデル(OpenAIやGemini)」の登録から始めることをお勧めします。
主要LLM(AIモデル)のAPI取得・登録方法
OpenAI (ChatGPT)
Difyを利用する上で事実上の標準となるモデルです。GPT-4oなどの高性能モデルを利用できます。
取得URL:https://platform.openai.com/api-keys

Gemini (Google)
Googleが提供する高性能モデルです。処理速度が速く、コストパフォーマンスに優れています。
取得URL:https://aistudio.google.com/u/2/apikey

Azure OpenAI (DALL-E 3)
Microsoft Azure経由でOpenAIのモデルを利用する場合や、画像生成AI「DALL-E 3」を使用する場合に設定します。

拡張ツールの登録(Web検索・スクレイピング等)
Difyの強力な点である「ツール機能」を使うために、各種サービスのAPIキーも登録しておきましょう。
Tavily(AI向けWeb検索)
AIエージェントに最新情報をWeb検索させたい場合に最適です。
取得URL:https://app.tavily.com/home

Jina AI(検索・Rerank)
検索機能の強化や、RAGの精度向上(Reader/Reranker)に利用します。
取得URL:https://jina.ai/api-dashboard/key-manager

Firecrawl(Webスクレイピング)
指定したWebサイトの情報をAIが読み取れる形式(Markdown)に変換して取得します。
取得URL:https://www.firecrawl.dev/app/api-keys

Google Search (SerpApi / Serper)
Google検索の結果をAPI経由で取得します。
- SerpApi: https://serpapi.com/dashboard
- Serper: https://serper.dev/api-keys

その他の便利ツール
用途に合わせて、以下のツールも設定可能です。
- getimg.ai: 画像生成AIモデルを利用可能にします。 APIキー取得
- Vectorizer.AI: 画像をベクターデータ(SVG)に変換します。 アカウント設定
- YouTube: 動画情報の取得などに利用します。(Google Cloud Consoleでの設定が必要)
- Wikipedia: Wikipediaの情報を検索・取得します。
これらのモデルとツールをDifyに登録することで、単なるチャットボットを超えた「業務自動化エージェント」を作成する準備が整います。
Difyを使ってAIチャットボットや業務ツールを開発するためには、まずAIの「頭脳」となるモデルプロバイダー(Model Provider)を登録する必要があります。
この記事では、OpenAI(ChatGPT)やGeminiなどの主要なLLMの連携方法に加え、Web検索や画像生成などの機能を拡張する「ツール」のAPI登録方法までを網羅的に解説します。
モデルプロバイダーの種類と接続の基本
Difyで利用できるモデルは、大きく分けて2つのタイプがあります。
- 商用モデル(Model-as-a-Service)
OpenAI(GPT-4o)やAnthropic(Claude 3.5)、Google(Gemini)など、各社が提供するAPIを利用するタイプです。基本的にはAPIキーを入力するだけで、そのプロバイダーが提供する全モデルが使えるようになります。
- ホスト型・オープンソースモデル
Hugging FaceやReplicate、またはローカル環境(Ollamaなど)で動作するモデルです。これらを利用するには、個別の接続設定が必要になります。
起業家が業務システムを構築する場合、まずは設定が簡単で高性能な「商用モデル(OpenAIやGemini)」の登録から始めることをお勧めします。
主要LLM(AIモデル)のAPI取得・登録方法
OpenAI (ChatGPT)
Difyを利用する上で事実上の標準となるモデルです。GPT-4oなどの高性能モデルを利用できます。
取得URL:https://platform.openai.com/api-keys


Gemini (Google)
Googleが提供する高性能モデルです。処理速度が速く、コストパフォーマンスに優れています。
取得URL:https://aistudio.google.com/u/2/apikey


Azure OpenAI (DALL-E 3)
Microsoft Azure経由でOpenAIのモデルを利用する場合や、画像生成AI「DALL-E 3」を使用する場合に設定します。




拡張ツールの登録(Web検索・スクレイピング等)
Difyの強力な点である「ツール機能」を使うために、各種サービスのAPIキーも登録しておきましょう。
Tavily(AI向けWeb検索)
AIエージェントに最新情報をWeb検索させたい場合に最適です。
取得URL:https://app.tavily.com/home


Jina AI(検索・Rerank)
検索機能の強化や、RAGの精度向上(Reader/Reranker)に利用します。
取得URL:https://jina.ai/api-dashboard/key-manager


Firecrawl(Webスクレイピング)
指定したWebサイトの情報をAIが読み取れる形式(Markdown)に変換して取得します。
取得URL:https://www.firecrawl.dev/app/api-keys


Google Search (SerpApi / Serper)
Google検索の結果をAPI経由で取得します。
- SerpApi: https://serpapi.com/dashboard
- Serper: https://serper.dev/api-keys


その他の便利ツール
用途に合わせて、以下のツールも設定可能です。
- getimg.ai: 画像生成AIモデルを利用可能にします。
- Vectorizer.AI: 画像をベクターデータ(SVG)に変換します。
- YouTube: 動画情報の取得などに利用します。(Google Cloud Consoleでの設定が必要)
- Wikipedia: Wikipediaの情報を検索・取得します。
これらのモデルとツールをDifyに登録することで、単なるチャットボットを超えた「業務自動化エージェント」を作成する準備が整います。
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