【2025年版】起業家におすすめの法人カード比較10選。経費管理を劇的に楽にする一枚はこれだ

必須ツール

会社の設立、事業の拡大に伴い、煩雑になりがちな経費管理。起業家の貴重な時間を本業に集中させるため、今や「法人カード」は必須のビジネスツールです。しかし、数多くのカードの中から自社に最適な一枚を見つけるのは至難の業。

そこで本記事では、2025年の最新情報に基づき、起業家におすすめの法人カードを10枚厳選しました。年会費、ポイント還元率、付帯サービス、審査の難易度など、様々な角度から徹底比較し、あなたのビジネスを加速させる理想のパートナーを見つけるお手伝いをします。

 

なぜ起業家に法人カードが必要なのか?

 

法人カードの導入は、経費管理の効率化だけに留まりません。起業家にとって、以下のような大きなメリットをもたらします。

  • 経費管理の一元化と透明化: 会社経費の支払いを一枚に集約することで、利用明細がそのまま経費の記録となり、会計ソフトとの連携で経理業務を大幅に削減できます。
  • キャッシュフローの改善: 支払いをカードの引き落とし日まで先延ばしにできるため、手元の資金に余裕が生まれ、資金繰りが安定します。
  • 経費削減: カード決済で貯まるポイントやマイルを、備品購入や出張費に充てることで、実質的なコストカットに繋がります。
  • ビジネスチャンスの拡大: 空港ラウンジサービスや手厚い旅行傷害保険、ビジネスコンサルティングなど、事業をサポートする多様な付帯サービスを利用できます。
  • 社会的信用の向上: 法人カードを所有していることは、企業の信用度を示す一つの指標にもなります。

 

起業家が法人カードを選ぶ5つの重要ポイント

 

最適な一枚を選ぶために、以下の5つのポイントに注目して比較検討しましょう。

  1. 年会費: 永年無料のものから、数万円するプラチナカードまで様々です。まずはコストを抑えたいのか、手厚いサービスを求めるのかで判断しましょう。
  2. ポイント・マイル還元率: 経費決済は金額が大きくなるため、還元率の高さが重要です。自社の主な経費(広告費、サーバー代、公共料金など)でポイントが貯まりやすいかを確認しましょう。
  3. 利用限度額: 事業規模や広告費などの高額決済の有無に合わせて、十分な利用限度額が設定されているかを確認します。
  4. 審査の難易度: 設立間もないスタートアップや個人事業主の場合、代表者の信用情報で審査される、決算書不要のカードが狙い目です。
  5. 付帯サービス: 出張が多いなら空港ラウンジや旅行保険、接待が多いならグルメ優待など、自社の事業内容に合ったサービスが付帯しているかを見極めましょう。

 

【2025年最新】起業家におすすめの法人カード比較一覧表

 

カード名 年会費(税込) ポイント還元率 特徴 こんな人におすすめ
三井住友カード ビジネスオーナーズ 永年無料 0.5%~1.5% ナンバーレスでセキュリティ◎。特定の個人カードとの2枚持ちで還元率アップ。 初めて法人カードを持つ人、コストをかけずに始めたい人
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド 5,500円(※1) 0.5%~1.5% 年100万円利用で翌年以降永年無料。空港ラウンジサービス付き。 年間100万円以上の経費決済が見込める人
セゾンコバルト・ビジネス・アメックス 永年無料 0.5%~2.0% AWSやヤフービジネス広告など特定サービスの利用でポイント4倍。 IT・Web系のスタートアップ、広告費の決済が多い人
ライフカードビジネスライトプラス 永年無料 0.5% 決算書不要で申し込み可能。弁護士無料相談サービス付き。 設立直後で審査に不安がある人、手軽に持ちたい人
JCB CARD Biz (一般) 1,375円 0.5%~ バランスの取れたスタンダードな一枚。会計ソフト連携も充実。 信頼性の高いプロパーカードを持ちたい人
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス 22,000円 0.5%~1.125% JALマイル還元率が高い。プライオリティ・パス付帯で世界の空港ラウンジが無料。 海外出張が多く、マイルを効率的に貯めたい人
UPSIDERカード 永年無料 1.0%~1.5% 最大10億円の高い利用限度額。バーチャルカードも発行可能。 高額な広告費やサーバー代を決済したいスタートアップ
バクラクビジネスカード 永年無料 1.0%~ 経費精算システム「バクラク」との連携で経理を自動化。 経理業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進したい企業
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド 36,300円 0.3%~1.0% 充実のビジネスサポートと高いステータス。接待や出張で強みを発揮。 企業のステータスを重視し、手厚い付帯サービスを求める人
楽天ビジネスカード 2,200円(※2) 1.0%~ 楽天市場での利用で高還元。楽天プレミアムカードの特典も利用可能。 楽天市場や楽天トラベルなど、楽天のサービスを多用する人

(※1)年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料。

(※2)楽天プレミアムカード(年会費11,000円)の付帯カードとしての発行。


 

【目的別】起業家に最適な一枚はこれだ!

 

数あるカードの中から、あなたのニーズに合ったカードを目的別にピックアップしてご紹介します。

 

とにかくコストを抑えたい!「年会費無料」のおすすめカード

 

 

🥇 三井住友カード ビジネスオーナーズ

 

  • 特徴: 永年無料で持てる、まさに起業家のためのスタンダードカード。ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心。特定の個人向け三井住友カードと2枚持ちすることで、対象のコンビニ・飲食店での利用時に最大1.5%のポイントが還元される点も魅力です。
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🥈 セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

 

  • 特徴: Webビジネスに特化した特典が魅力。アマゾン ウェブ サービス(AWS)や各種クラウドサービス、ヤフーのビジネス広告などの支払いでポイントが4倍(還元率2.0%)になります。決算書や登記簿謄本が不要で申し込みやすいのもスタートアップには嬉しいポイントです。
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ポイント・マイルを賢く貯めたい!「高還元率」のおすすめカード

 

 

🥇 セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

 

  • 特徴: JALのマイルを貯めたい起業家にとって最適な一枚。「SAISON MILE CLUB」に登録すれば、ショッピング利用で自動的にJALのマイルが貯まり、その還元率は最大1.125%を誇ります。さらに、世界中の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」も無料で付帯します。
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🥈 UPSIDERカード

 

  • 特徴: 基本還元率1.0%〜と高く、利用限度額が最大10億円というパワフルさが魅力の新しい法人カード。特に、高額になりがちな広告費やサーバー費用などの支払いに最適です。リアルカードに加え、利用先ごとに発行できるバーチャルカード機能で、経費管理とセキュリティを両立できます。
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審査が不安…「設立直後」でも作りやすいおすすめカード

 

 

🥇 ライフカードビジネスライトプラス

 

  • 特徴: 「決算書不要・代表者の本人確認書類のみ」で申し込みが可能で、設立間もない法人や個人事業主に非常に人気があります。年会費も永年無料で、いざという時に役立つ弁護士無料相談サービスが付帯しているのも心強い点です。
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🥈 三井住友カード ビジネスオーナーズ

 

  • 特徴: こちらも申込時に登記簿謄本や決算書が不要です。企業の与信情報ではなく、代表者個人の与信情報を元に審査されるため、設立1年未満でも発行しやすいカードとして知られています。
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ビジネスを加速させる!「ステータス・付帯サービス」重視のおすすめカード

 

 

🥇 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

 

  • 特徴: 「アメックス」ブランドが持つ高いステータスは、ビジネスシーンにおいて信頼の証となります。国内外の空港ラウンジ利用はもちろん、接待に使えるレストランの優待、経営相談ができるビジネス・コンサルティング・サービスなど、起業家のビジネスを多方面からサポートする手厚い特典が揃っています。
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🥈 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

 

  • 特徴: 年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料になる「金色の年会費無料カード」。国内主要空港のラウンジが無料で利用できるほか、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯するなど、コストパフォーマンスに非常に優れたゴールドカードです。
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法人カード導入・運用の注意点

 

法人カードは非常に便利なツールですが、利用にあたっては以下の点に注意しましょう。

  • 公私混同は避ける: 法人カードはあくまで事業経費の決済用です。私的な支払いに利用すると、税務処理が複雑になるため、厳格に使い分けましょう。
  • 利用限度額の管理: 想定外の大きな出費で限度額を超えてしまい、必要な決済ができなくなることのないよう、定期的に利用状況を確認しましょう。
  • セキュリティ対策: カード番号や暗証番号の管理は徹底しましょう。従業員に追加カードを渡す際は、利用ルールを明確に定めておくことが重要です。

 

まとめ

 

起業家にとって、法人カードは単なる決済手段ではありません。経理業務を効率化し、キャッシュフローを改善し、ビジネスの成長を後押ししてくれる強力な経営パートナーです。

今回ご紹介した10枚のカードは、それぞれに異なる強みを持っています。自社の事業規模や業種、将来のビジョンと照らし合わせながら、ぜひ「これだ」と思える一枚を見つけてください。最適な法人カードを導入し、ビジネスを新たなステージへと飛躍させましょう。

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